11月10日 日ごとのパン

dailyfood01 日ごとのパン

ガラテヤ3:29, 29節のノート1

「そして、あなたがたがキリストのものであるなら、アブラハムの子孫であり、約束による相続人なのです」。

「アブラハムの子孫」はただ一人、キリストです(ガラテヤ三・十六)。ですから、アブラハムの子孫となるために、わたしたちはキリストのもの、キリストの一部分とならなければなりません。わたしたちはキリストと一つなのですから、アブラハムの子孫、約束による相続人でもあって、神の約束された祝福を受け継ぐのです。この祝福は、すべてを含む霊であり、手順を経た神の究極的完成であって、わたしたちの分け前となります。新しい契約の下の、神の選びの民である信者、成人した子は、このような相続人です。彼らは律法の下にではなく、キリストの中にあります。ユダヤ教宣教者は、律法の下にとどまっていて、自分自身をキリストから引き離しており、イシマエルのように、肉によるアブラハムの子孫でした。彼らはイサクのように、約束によるアブラハムの相続人ではありませんでした。しかしキリストにある信者は約束による相続人であって、約束された祝福を受け継ぎます。ですから、わたしたちはキリストの中にとどまっているべきであり、律法に戻ってはなりません。
律法は、わたしたちに命を与えることはできません(ガラテヤ三・二一)。ですから、神の子たちを生み出すことはできません。しかしわたしたちが信仰によって受け、わたしたちに命を与えるその霊は(Ⅱコリント三・六)、それができます。律法は、神の選びの民を後見の下に守りましたが、それは信仰が来るまででした(ガラテヤ三・二三)。キリスト(すべてを含む命を与える霊)にある信仰は、神の選びの民を神の約束によって、「天の星」のように(創二二・十七)、アブラハムの子孫とします。

<抜粋>パンと魚

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