6月05日 日ごとのパン

dailyfood01 日ごとのパン

使徒行伝 9:3-4, 4節のノート1

「そしてサウロが出かけて、ダマスコに近づいた時、突然、天からの光が彼の周りを照らした。すると彼は地に倒れ、『サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか?』と言う声を聞いた」。

ここの「わたし」は団体的で、主なるイエスと彼のすべての信者から成ります。サウロはこの啓示を持っていませんでした。彼は、ステパノや、彼が異端と考えるこの「道」にある、他のイエスに従う者たちを迫害していると思っていました(使徒二四・十四)。彼は、これらの人たちを迫害している時、イエスを迫害していたことを知りませんでした。なぜなら、彼らはイエスにある信仰を通してイエスと結合され、イエスと一であったからです。彼は、地上の人々を迫害していると考えており、天上のだれかに触れているとは決して思いませんでした。とても驚いたことに、天からの声が彼に、わたしはあなたが迫害している者である、わたしの名はイエスである、と告げたのです。彼にとって、これは全宇宙における唯一の啓示でした! 彼はこれによって、主イエスと彼の信者たちが、ひとりの偉大なパースン――すばらしい「わたし」であることを見始めました。これは、神の偉大な奥義であるキリストと召会について、彼の将来の務めに印象を与え、影響を及ぼし(エペソ五・三二)、彼のユニークな務めに対して堅固な土台を据えたに違いありません。

<抜粋>パンと魚

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