10月6日 日ごとのパン

日ごとのパン

エペソ2:15, 14節のノート, 15節のノート5, 6, 8

「数々の規定から成っている戒めの律法を、彼の肉体の中で廃棄されたからです。それは、彼がご自身の中で、二つのものを一人の新しい人へと創造して、平和をつくるためであり」。

キリストは、ユダヤ人と異邦人の信者のために完全な贖いを成就されましたが、ご自身がわたしたちの平和、調和であって、両者を一つにされます。人類の堕落と、選ばれた種族の召しのゆえに、イスラエルと異邦人との間に分離がありました。キリストの贖いを通して、この分離は取り除かれました。今や、一のきずなである贖うキリストにあって、両者は一つです。
キリストは、神の神聖な性質を人性の中に造り込むことによって、一人の新しい人、すなわち召会を創造されました。神聖な性質を人性の中に造り込むことは、新しいものでした。ですから、それは創造でした。旧創造では、神は彼の性質を、どの被造物の中にも、人の中にさえも、造り込まれませんでした。ところが、一人の新しい人の創造では、神の性質が人の中に造り込まれて、彼の神聖な性質と人性を、一つの実体としました。
キリストは、一人の新しい人、召会の創造主であるだけでなく、新しい人が創造された領域であり、その手段でもあります。彼は新しい人の要素であって、神の神聖な性質と人性を、一つの実体とされます。
召会は、一人の新しい人です。新しい人は、団体的、宇宙的です。それは二つの民、ユダヤ人と異邦人から創造され、すべての信者から構成されています。信者は大勢いますが、宇宙で一人の新しい人です。

<抜粋>パンと魚

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