キリストは肉体と成る前、すでに神の御子でしたが、復活から神の御子と明示される必要が依然としてありました。なぜなら、彼は肉体と成ることによって、神性とは何の関係もない人の性質を着ていたからです。神の御子が肉体と成った後、彼の神聖な性質は肉体によって隠されていました。キリストは彼の神性においてすでに神の御子でした。しかし、人の性質を伴うイエスである、マリアから生まれた彼のその部分は、神の御子ではありませんでした(ヨハネ1:1, 14.ローマ8:3.ルカ1:31-32)。
[2022年春の全国特別集会 メッセージ1 アウトラインより]
ヨハネ1:1
初めに言があった.言は神と共にあった.言は神であった。
ヨハネ1:14
そして言は肉体と成って、わたしたちの間に幕屋を張られた.それは恵みと実際に満ちていた。わたしたちは彼の栄光を見た.それは、父からのひとり子としての栄光であった。
ローマ8:3
律法が肉のゆえに弱くて、なし得なかったので、神は、ご自身の御子を罪の肉の様で、罪のために遣わし、肉において罪を罪定めされました.
ルカ1:32
彼は大いなる者となり、いと高き方の子と呼ばれ、主なる神は彼に彼の父祖ダビデの王座を与えられます.