8月31日 日ごとのパン

dailyfood01 日ごとのパン

マルコ14:22-24, 22節のノート2, 24節のノート1

「彼らが食事をしていた時、イエスはパンを取り、それを祝福してさき、彼らに渡して言われた、『取りなさい。これはわたしの体である』。また杯を取り、感謝をささげて、それを彼らに渡された。彼らはみな飲んだ。イエスは彼らに言われた、『これは、多くの人のために、今、注ぎ出されているわたしの契約の血である』」。

奴隷・救い主と彼に従う者たちは、マルコによる福音書第十四章で、奴隷・救い主の晩餐を食べました。彼は、信者たちが彼を記念するこの新しい祝宴を開始して、過越の祭り、すなわち、エホバの救いを選民が記念する旧約の祝宴(出十二・十四、十三・三)に置き換えられました。新約のこの新しい祝宴は、パンを食べ杯を飲むことによって、奴隷・救い主を記念するためです。パンは、彼の信者たちのために与えられた彼の体を象徴し(Ⅰコリント十一・二四)、杯は、彼らの罪のために流された彼の血を象徴します(マタイ二六・二八)。パンは命(ヨハネ六・三五)、神の命、永遠の命を示し、杯は祝福を示します(Ⅰコリント十・十六)。それは、信者の分け前としての神ご自身です(詩十六・五)。罪人として、彼らの分け前は、神の怒りの杯であるべきでした(啓十四・十)。しかし、奴隷・救い主は彼らに代わってその杯を飲まれ(ヨハネ十八・十一)、彼の救いは彼らの分け前、満ちあふれる(詩二三・五)救いの杯となります(百十六・十三)。その内容は、信者たちのすべてを含む祝福としての神です。このパンとこの杯が、奴隷・救い主の晩餐の構成要素です。
神は出エジプト記第二四章三節から八節で、贖われたイスラエルと契約を結ばれました(ヘブル九・十八―二一)。その契約は、神が律法の時代に彼の贖われた民を取り扱う基礎としての、古い遺言となりました。奴隷・救い主は神のみこころにしたがって(十・七、九―十)、彼の死によって、神の選びの民のために神の永遠の贖いを成就し、彼の血をもって新しい契約、さらにまさった契約を制定されました(八・六―十三)。この契約は、恵みの時代に、神が贖い再生した人々と一つになる基礎として、彼の復活の後、新しい遺言となりました(九・十六―十七)。この新契約は旧契約に置き換わり、同時に神の古い時代を彼の新しい時代に変えました。奴隷・救い主は、彼に従う者たちがこれを知り、彼の復活の後、この新契約に基づき、これにしたがった生活をすることを願われました。

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